京都八幡のお茶屋さんと木津川沿いの絶景茶畑をぶらり!

お茶の福翠園 八幡市

京都府八幡市『お茶の福翠園ふくすいえん

京都八幡市にある『お茶の福翠園』を訪ねました

京都南部の八幡市やわたしにある『お茶の福翠園ふくすいえん』を訪ねました。

お茶の福翠園

店舗はショッピングモール『ファミレやわた』の中にあります。

ファミレやわた

ショッピングモール内の真ん中に店舗があります。
お店の名前がポスターで隠れていますね。。。

お茶の福翠園

急須や抹茶椀などの茶器も販売されています。大きな袋には焙じ茶が入っているようです。

お茶の福翠園

グリーンティーを混ぜる機械とソフトクリームの立体看板が、涼しげでいい感じです。
手書きのポップやイラストも個性的で素敵ですね。

お茶の福翠園

京都宇治産のお茶を扱っています。

『宇治茶』とは、京都・奈良・滋賀・三重の四府県産のお茶を、京都府内業者が府内で京都府南部の宇治地域に由来する製法により仕上加工したもの。ただし、京都府産を優先するものと定義されています。

お茶の福翠園

多くの宇治茶が並ぶ中、『八幡産やわたさん玉露ぎょくろ』が気になりました。八幡市産の茶葉だけでつくられた玉露ぎょくろなんですね。

お茶の福翠園

コーヒーも販売されています。“お茶席”では、抹茶をたてていただけるようです。

お茶の福翠園

お店にある道具やポップが面白いので、店のまわりを行ったり来たりしました。店主の方も気さくにお話してくれましたよ。

八幡産玉露の新茶をいただきました

八幡産の茶葉だけでつくられた玉露の新茶(1500円/100g)を購入しました。

パッケージは、茶畑の背景写真に茶芽の写真がレイアウトされています。商品の種類やお店情報はシールになっています。
玉露ですが、お手軽にいただける感じがします。

八幡産新茶玉露

茶葉の形は大小あり、茎も含まれているので“荒茶あらちゃ”仕立てのようです。

玉露とは、茶葉を収穫する前に20日程度日光を遮断して栽培したお茶のことです。そして、茶葉の部位を選別したり整えるなどの仕上げ工程前のお茶が“荒茶”と呼ばれています。

八幡産新茶玉露

飲み方は、茶葉5g、水46ml、温度50℃、浸出時間2分としました。

八幡産新茶玉露

青海苔と若葉の香りがあります。旨味のあとに苦味と渋味がしっかり重なって、余韻も楽しめます。

八幡産新茶玉露

水出しにすると、苦味と渋味が抑えらます。旨みもしつこくなくサッパリいただけます。

『日本遺産』の木津川沿いをぶらり

「お茶の福翠園」の御店主に茶畑の場所を教えていただきました。

「お茶の福翠園」から、徒歩とバスで約30分。でこの絶景です!
手前には茶畑、奥には木津川きづがわにかかる上津屋橋こうづやばし(流れ橋)が見えます。

木津川と茶畑と流れ橋

茶畑の上には黒い布(寒冷紗かんれいしゃ)がたたんでありますね。この黒い布を広げて日光を遮ります。遮光することで、旨味成分の減少を抑えられ、苦味や渋味が少なくなります。
この栽培方法で、玉露やかぶせ茶、碾茶てんちゃ(抹茶の原料)の茶葉がつくられます。

茶畑

茶畑を抜けると上津屋橋こうづやばし(流れ橋)です。欄干らんかんがないのでちょっと怖そうですね。

流れ橋(上津屋橋)

八幡市と久御山くみやま町を結ぶ橋です。木津川が増水しても流されないように、欄干がない平坦な造りになっているようです。

流れ橋(上津屋橋)

この上津屋橋こうづやばし(流れ橋)は、時代劇の撮影地としても有名で、水戸の御老公も暴れん坊な将軍も渡られたそうな。

流れ橋(上津屋橋)

橋を渡った久御山町側は田園風景が広がっております。

木津川沿いの田園風景

癒される景色ですね〜

木津川沿いの田園風景

木津川の久御山町側にも茶畑があります。ここは浜台はまだいという場所で「浜台はまだい浜茶はまちゃ」として知られています。

浜台の茶畑

この浜台を含めた木津川両岸の茶畑と上津屋橋の景観は、日本遺産に認定されています。

ぶらりルート

『お茶の福翠園』
京都府八幡市八幡源氏垣外1−4
075-982-0086

『上津屋橋(流れ橋)』
京都府八幡市上津屋宮前川端

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